03.08.10

昨晩、展示の撤収を終えて名古屋へ戻ってきた。1週間振りの名古屋はとても人が少なく感じる。


1週間という短い間でしたが、色々な人との出会いがありました。メディアで名前をよくみかける方にも多数来場頂きましたし、僕が面白いなと思っている作品を制作してみえる作家の方ともお会いすることができました。また、写真関係者だけでなく様々なジャンルの方とお話できたのは本当に大きな収穫となりました。知識だけでなく、かつての東ドイツをリアルタイムで経験されている方達の話は本当に刺激的で、何ものにも代用することのできない、貴重なお話でした。そして久々に会う懐かしい友人達。皆容姿は変わっていないけれど、それぞれが着実に次のステップへと踏み出していました。そんな彼らと会い、話をしながら良い刺激を頂きました。改めまして、ニコンサロンスタッフの皆様、ご来場頂いた皆様、本当にありがとうございました。


と、良きこともあれば気になったことも。展示会場に置いていたポートフォリオの扱いがずさんな方が多すぎます。平気でファイルの上に座ってしまう(!)人もいましたし、中のファイルを折れるんじゃないの?と思う程ぐにゃっと曲げ、投げるようにめくって見る方も大勢。フォリオとはいえ、中にはオリジナルプリントを入れています。いわば作品と同じです。他人の作品をぞんざいに扱う神経を持つ作家にはなりたくないと、心から思いました。


帰宅後、溜まった郵便物の中から野村財団助成採択の封書を発見。先日の助成金と併せて、冬に行うドイツでの展示 / 制作は少し余裕を持って進めることができそうです。良かった!あともう一つ、これは修了制作のプロジェクトで申請しているものがあります。この勢いでこちらも採択されると良いのですが。。