12.01.10

(遅くなりましたが)新年、明けましておめでとうございます。


11月に新居へ引越し、ようやく落ち着いてきました。


年末には古民家で幼少以来(約20年振り?)の餅つきをして鏡餅を作りました。年始には京都に住む幼なじみや、フランスに留学していた時の友人達と久々に再会しました。そこで初めての競馬を体験しました(結果は見事にハズレ。ビギナーズ・ラックならず。ちなみに馬連は7-5-8。名古屋!何で気が付かなかったのだろう。。)。


帰国したのもそうですが、今年は色々、変化の年となりそうです。一旦ストップしていたシリーズの制作も再開します。毎年同じことを言っているような気もしますが、ゆっくりと少しずつ前進できるように。地道に頑張りたいと思います。

13.12.09

サービス残業を、愛情などと言う言葉で正当化されてしまう。義務としてのサービスは愛情とは呼ばない。それをあたかも正しいことかのように話し、受け手も疑問を抱かない。仮に抱いたとしても、そういうものだと言い聞かせているのか。そんな会話に参加しながら、どこか離れたところから客観視している自分が居る。現在の不況という名のもとに(帰国してから、この言葉ばかり聞いている気がする)理不尽な事だと分かっていながら、それらを受け入れる必要が、受け入れなくてはいけないのだろうか。そうすることで、自分という存在がどんどん見えなくなって、終いには自分ではなくなってしまうような気がする。


そうなりたくないと願い、自分は今まで恵まれていたのだと、改めて思う。

Japan / 日本

早いもので帰国してからもう、明日で2週間になる。ドイツに出発する時と同様、終始バタバタで気が付いたら日本に着いていた。そのため、最後に色々とお誘い頂いたのに多くの友人、知人とは残念ながら会う事ができず。。本当にごめんなさい >お誘い頂いた皆さん。


日本に着いて数日は違和感を覚えていたけれど、いつの間にか周りの、日本の風景が当り前になっていて、つい先日まで住んでいたLeipzigの風景が既に懐かしく感じる。でも、きっとLeipzigで過ごした時間、出会った人達のことを忘れることはないだろう。そう思える程、沢山の素晴らしい出会いがあり、かけがえのない時間を過ごした。本当に沢山の人にお世話になったけれど、その中でも片付、掃除、荷物運びなど引越準備をずっと手伝ってくれたMatteo、そして最後の最後までお世話になりっぱなしだったAndreas,Iris,Marianには、たとえこのダイアリーを見る事ができなくとも、改めてここにお礼の言葉を残したい。本当にありがとう。心より感謝しています。


Frankfurtの空港で食べた、Irisが出発前夜に作ってくれたサイドウィッチは、今までに食べたどのサンドウィッチよりも美味しかった。僕はこの味をきっと忘れない。

冬の到来

先週末からめっきり寒くなったライプツィヒは今週とうとう、最低気温がマイナスになるらしい(ドイツの天気予報は本当によく当たる)。今日はすでに最低気温が1度。朝起きたら雨に混じって小雪が散らついていた。今年初スパッツ、そしてダウンも。寒くなるのが去年より早い気がする。帰国までもう少し、待ってほしいのだけれど。。

Lichtfest 09.10.2009





10月9日はLichtfestへ。89年にライプツィヒで起こったデモ(月曜デモ)にちなみ、同日に行われる。今年は20周年ということもあり、かなり大規模。街のセンター周辺は全て歩行者天国(?)となり、各所に89年、東ドイツ、東西の統合にちなんだ大型作品が設置されていた。


Augustusplatzに集まり、一斉に人が歩き始める様子はまるで当時のデモを彷彿とさせる。しかし、どこからこんなに沢山の人が集まってきたのだろうか?という程の人、人、人。ここまで大規模で、かつ野外を長時間歩くことを想定していない格好であったため、途中からは寒さのため集中して観ることができず。。


http://www.leipzig.de/de/buerger/politik/herbst89/2009/lichtfest

展示

先週6日には無事、展示オープニングも終了。来場頂いた方々、そして協力頂いた皆様、本当にありがとうございました。


今回の作品をドイツで展示する機会に恵まれたのは本当に嬉しく思います。日本人の僕が眺めた景観を、ドイツ人(特に年配の、旧東ドイツを知っている人達)はどのように眺めるのだろうか。展示が終わるまでに、もっと色々な話を聞けるといい。


日本でこの作品を展示したら、どんな反応があるのだろうか。それも興味深い。