13.12.09

サービス残業を、愛情などと言う言葉で正当化されてしまう。義務としてのサービスは愛情とは呼ばない。それをあたかも正しいことかのように話し、受け手も疑問を抱かない。仮に抱いたとしても、そういうものだと言い聞かせているのか。そんな会話に参加しながら、どこか離れたところから客観視している自分が居る。現在の不況という名のもとに(帰国してから、この言葉ばかり聞いている気がする)理不尽な事だと分かっていながら、それらを受け入れる必要が、受け入れなくてはいけないのだろうか。そうすることで、自分という存在がどんどん見えなくなって、終いには自分ではなくなってしまうような気がする。


そうなりたくないと願い、自分は今まで恵まれていたのだと、改めて思う。