11.03.09


先週末、金曜から日曜までラトビアのリガに行ってきました。ベルリンから飛行機で約1時間20分、まるで日本の国内線感覚です。


バルト3国最大の都市と言われながらも、徒歩で見て回れる広さで世界遺産に登録されている旧市街は勿論、MAJORIという海辺の街にも行ってきました。ドイツより寒いと聞いていたのですが、2日間とも快晴で散歩日和。


寒くないと言っても雪が残っていたり、川は凍って対岸まで歩くことができます。氷に穴をあけて釣りをしている人達もちらほらみかけました。


何気に訪れた写真美術館(博物館?)ではダゲレオタイプがあったり、リガで作られたミノックスの歴史にも触れられていたりと小さいですが見ていて楽しいものでした。実際にミノックスで撮影されたプリントも展示されており、小さなネガにも関わらず意外とシャープで驚く。もう一つ通りがかったギャラリーの展示も観ましたが、ドイツとはまた違う雰囲気を持つ作品。それは撮影された時代も反映しているのかもしれないけれど、もっと根本が違うような気がする。ドイツでランドスケープや建築が多くモチーフとして選ばれるような環境であったのと同様に、ラトビアでもきっと「何か」がある(あった)のだろう。


リガの街を歩いていて多く目についたのが日本食レストラン。寿司、鉄板焼きなどなど。一度昼食に食べた鉄板焼ではドイツで普段あまり食べることのできないシーフード(と言ってもエビ、イカ、貝類のみ)を満喫。夕食にはラトビア料理店にてスモークチキン、パンケーキ、サーモンのグラタンなどに舌鼓。価格が安いのと同時に一つも外れが無かった。夕食などはスモークチキン、パンケーキ、サラダ、フレッシュジュースの組み合わせで約6ユーロ(!)。そしてもう一つの名物、ホットチョコレートは本当に濃厚でこれまた美味。歩き疲れた体を癒してくれました。


美しい街並や、首都兼観光都市故に目にするこのような姿がある反面、貧富の差も激しく、少し街の中心から外れると姿がガラッと変わる。再び訪れる機会があればゆっくりと街とそのまわりを探索してみたい。