ドイツに於ける写真メディア

そして今回、そのほとんどが写真系の展示だが、多くの展示を観てまわった。ヨーロッパ、特にドイツに於ける写真メディアの扱われ方、そして意識の
高さを目の当たりにし、コマーシャル系のギャラリーから自主運営型、そしてミュージアムまで、その形態は様々だったけれど得るものも多く、何より
柔軟に写真を扱うその姿勢には驚きながらも、共感を覚えた。但し、場所や環境がどうであれ、それぞれの作品のクオリティは非常に高く、技術面でも
圧倒的にその水準は高い。勿論、仕上げに至るまで、細部にわたって。それには、多数あるギャラリーのほとんどが企画展示であるのも理由の一つなの
かもしれない。


作品の在り方から、展示まで、もう一度見つめ直す、良い機会になりそうだ。