11.09.10

最近は早い時間に眠たくなる。相方が、運気が大きく変わる時に人は眠りを欲するのだと言っていた。運気が良い方向へ流れていくと良いのだけれど。そんな中、もう一つアプライしていた助成金の結果が届くも残念ながら不採択。ダメなものはダメと、諦める。


今週水曜日まで、勤務先大学の写真セクション教員による教員展(まわりくどい説明!)にて作品を展示していた。会期中、都合がつかず在廊できなかったことも多く、僕の作品を観た学生達の感想には "?" が続いていた。きちんと、個々の作品をプレゼンする機会を設けることが必要であったと今更ながら反省。僕は、作品について作家自身がきちんと言葉で語る(語れる)必要があると考えている、と言っても説得力に欠けるか。。自身の展示に関しては、まだ詰められる部分もあったはず。背景(展示壁)との関係性もそう。けれど、ドイツで制作した前身に比べると、少しは発展していると自己評価。


僕の作品について、学生が感想の中でよく書いていたのは「分からない」という言葉だった。好き、嫌いはもう、完全に好みの問題であるからそれについてはしょうがないと思う。無理に僕の作品を好きになれとは言わないし、言えない。今回は色々な要素を組み込んだ作品にしたが、それは僕自身の問題だけでなく、こういった写真へのアプローチもあるのだと、実際に展示という形で示してみたつもりだった。残念なのは、何故?という疑問を抱きながらも、"分からない"の一言で片付けてしまうことだ。


今回の作品については、(いつかゲリラで)時折で展示してみようと思う。


話しは変わり、ようやく10月のドイツ行きチケットをとる。しかし滞在が30日を超えると途端にチケット代が高くなる。往復、サーチャージを含めると5DIIと金額変わらない。。チケット代が高くついた分、現地での移動、制作、展示費用など予算をうまく配当せねばならない。

滞在期間中に、デュッセルドルフで"カドリエンナーレ・デュッセルドルフ2010(Quadriennale Dusseldorf 2010)"が行われている。デュッセルにはまだ一度も行ったことがないこともあり、何とか都合をつけて訪れてみたいと思う。