気胸再発

今日退院しました。

と言うのも、左肺の気胸が再発したのです。 今回に限らず、前回術後から何回も再発していました。
今回もおとなしく、安静にしていたら自然治癒できる程度だったのですが、あまりにも再発頻度が高いこと、8月頭に海外へ行くこと、などの条件が重なったこと
そしてオペも含めて4日〜5日で退院できる、ということもあり思い切って再度オペすることにしました。


入院したのが先週12日(木)、オペは翌日13日(金)。
退院予定は15日(日)、若しくは翌日16日だったのですが、結局今日まで長引いてしまいました。


仕事場のみなさま、本当にご迷惑をおかけしました。。


さて、病院というある種疎外(隔離?)されている、閉ざされたコミュニティの中で10日間を過ごしてきたわけですが、入院患者である僕と、主治医(研修医含)、そして看護士、他の入院患者との共同生活。
勿論、色々な人がいる。やたらイビキの大きいおじいさん、対母親の前でだけは強気な中学生(その絡み方は、聞いていて相当腹立たしい)。なかなか不思議な世界でした。


一番の興味の的は「大学病院」。典型的な、まさにステレオタイプのような世界が広がっているのかという、期待(以前に入院したときは公立学校共済組合の病院であった)。
ところが、たかが10日間の滞在ではそんなもの分かるはずもなく、むしろスタッフは和やかであった(ように見えた)。


以前に入院した病院と比べると、違う点はいくつかある。
まず、個人主義であったこと(放任主義、とも言うべきか)。それは対病院だけでなく、患者同士もだ。
病院のシステムに関係しないかもしれないが、それでも食事は各ベッドに配膳され、各々のベッドで頂く。前の病院は配膳室があって、そこで動ける人は全員集まって食べた。
それは入院患者同士のコミュニケーションの場となる。田舎、地方都市。さらに都会となるとそのスタイルは更に変化するのだろう。